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『監査役 野崎修平』で久しぶりに織田裕二主演作で満足した、という話。というか感想。

2018年冬のドラマは好きなドラマが多い。
TBSでは『アンナチュラル』が見応えがあって、
毎週色んな感情を呼び起こさせてくれる。
一方フジテレビでは、視聴習慣は不定期ながら
『隣の家族は青く見える』が見る度に鮮烈な衝撃を与える。
会話劇が主体のホームドラマで、見ていて懐かしさも感じたり。

そんな中、先日放送を終えたドラマがある。
それがWOWOWで放送されていた『監査役 野崎修平』だ。
同名漫画が原作で、銀行を舞台にしたドラマ。主演は織田裕二さん。

織田裕二さんは結構好きな俳優で、映画やドラマが上映・放送されると
とりあえず足を運んでみようかな、となる役者さんの1人。
と書きつつも、正直近年はあまり心から満足出来る作品が無かった。
ドラマで最後に満足したのは同じくWOWOWドラマで主演した『株価暴落』なのだが、
登場人物の気持ちの揺れ動きをじっくり描くのは良いけど、
物語の肝となる「事件」がもっとスピード感があった方が良いのでは
……と思えてしまい、何なら1~2回に内容を濃縮しても良かったんじゃないかと
色々と思うところがあった(あくまで個人的印象です)。
映画だと『アンダルシア 女神の報復』かな。

そんな中で個人的に、久しぶりに満足出来たのが『監査役 野崎修平』だった。
街の小さな支店で支店長を務めていた主人公・野崎の元に辞令が下り、
おおぞら銀行本店に監査役として舞い戻るところから物語が始まる。
「監査役」とは会社の不当な職務執行や違法行為が行われていないかを監査し、
それを是正または阻止する職務。そういう肩書を持つ人間が主人公ということは、
舞台となる銀行はそりゃ魑魅魍魎が跋扈するような場所である訳です。
そんな銀行の中で織田裕二さん演じる野崎修平が真っ直ぐに正義を遂行していくというドラマ。

舞台が銀行で、銀行員の主人公が大きな壁に立ち向かっていく話というと、
やっぱり思い出すのは『半沢直樹』『花咲舞が黙っていない』といった
池井戸潤先生の小説が原作のドラマですね。
本作にも両作のように、悪ぶってるような連中に一泡吹かせる要素は確かにあります。
しかし自分がこの『監査役 野崎修平』というドラマに強く惹かれたのは、
権力闘争ともいうべきパワーゲームが描かれていたからです。

主人公の野崎が監査役という職務を忠実に全うすると、それまで明るみに出なかった、
なぁなぁで済まされてきたようなおおぞら銀行の「闇」がどんどん明らかになっていきます。
そうすると周囲の銀行上層部の面々や部長以上の階級の人間は困る訳です。
困った彼らが何をするかというと、当然野崎潰しはしつつ、自らの権力を守る為に
あの手この手を尽くしまくるんですね。時には同じ立場にいる人間とも対立もします。
訪れることは無いと思われていた混沌とした状況。
銀行内部の人間関係が、野崎の登場によって揺るがされていくんです。
そのかき乱されていく人間模様が非常に見応えがありました。
この辺りは『アウトレイジ ビヨンド』の組内部の小競り合いを思い出しました。
光石研さんも出演してるし。

一方の正義を遂行する野崎は安穏としているかというと、実はそうでもない。
自分の代わりに周囲の人間が被害を被ったり(銀行モノのドラマで
聞き慣れた「出向」という単語がバンバン出てきます)、
時には自分自身や家族にも被害が及びます。なぜ家族にも被害が?

ドラマの舞台はバブル崩壊後の1990年末で、商法改正前後の時代。
現在ではあまり聞かなくなった「総会屋」が幅を利かせていて、
しかも本作ではおおぞら銀行とも密かに繋がっているのです。
裏社会の危険な匂いまで漂わせてくる中で、
野崎は自分が勤める「おおぞら銀行」を守る為に戦い続けます。
周辺の人間が権力闘争に身を注ぐ中、野崎のその愚直さはあまりにも浮く。
でもそんな真っ直ぐさに、次第に周囲が感化されていく……。
そんな野崎ですがずっと真っ直ぐという訳でもなく。
腹黒い面々の戦っていくうちに、
序盤に僅かに見せていた策士のような面が段々と磨かれていくんですよね。
真っ直ぐな戦い方だけでなく、相手を挑発したり情報取集に
余念が無くなってくるんですよ。銀行での戦い方を学んで経験値を
積んでいくあたりも中々面白かったです。

野崎の前に立ちはだかる大きな存在が、頭取である京極。
演じるのが古谷一行さんなのですが、この方がまぁ凄い。
ドラマ自体はもちろん評価されて欲しいのですが、この人の
「大魔王」「妖怪」「古狸」(散々だ)という表現が似合う悪役っぷりは
絶対に何かで評価されて欲しいです。
権力を持つことに対して決して遠慮することなく、
自らの行為に絶対の自信を持つ男。
普段は穏やかに、しかし時に激しさを見せて
権力に執着する姿は本当に素晴らしかった。
織田さんと古谷さんのやり取りが回を重ねるごとに険悪に、
熱を帯びた対立に変貌していくのは必見です。
他にも個性的な役者陣がいるのですが総論でいうと、
普段TVドラマで見かけない人や久しぶりに見る人、
TVに出ててもワンポイントな役、というのが多い役者さんが
印象的な活躍をされていることが結構あって、新鮮な印象がありました。

自分は今期は『アンナチュラル』と『監査役 野崎修平』が
特にお気に入りなのですが、この2つはジャンルは全く違いますけど
「過去に目を向ける」ということを疎かにしていない部分に
勝手に共通点を感じています。
葬られそうになる過去から目を背けず、掘り起こし、
その上で真実への道を切り開いていく。
そういう匂いのするドラマが好きなんですかね、自分は。

『シン・ゴジラ』では「スクラップアンドビルド」という単語が登場し、
『紅い眼鏡』では「正義を行えば、世界の半分を怒らせる」という台詞があります。
正義を遂行し続ける野崎が迎える彼の結末、おおぞら銀行の未来には
この上2つの言葉を思い出すような苛烈さと小さな希望を個人的には感じました。
原作の漫画には主人公の野崎がおおぞら銀行の頭取になる続編が
あるようですし、是非ともその映像化が見たいなぁと熱望したくなるドラマです。

早くBlu-rayが出ることを願います。興味のある方は是非どうぞ。
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実写版『咲-Saki-阿知賀編episode of side-A』を観たのでその感想を。

新宿バルト9にて実写版『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』観賞。
原作はヤングガンガンにて連載中の麻雀漫画『咲 -saki-』の外伝漫画であり、
こちらは月刊少年ガンガンで連載されていました。現在は完結済です。
『咲 -saki-』本編が麻雀に青春を賭ける女子高生達が
全国大会優勝を目指す物語であると同様に、
『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』(以下、『咲 阿知賀編』と略称)も
全国大会優勝を目指します。

しかし登場人物達の目標はそれだけでありません。
子どもの頃に一緒に麻雀をし、転校によって離れ離れになっていた友達が、
成長しても麻雀を続けて活躍していたのです。
彼女ともう一度麻雀を打ちたい、全国大会の舞台で! 
この想いを胸に麻雀に臨みます。
そしてその「友達」というのが
『咲 -saki-』(以下、『咲』と略称)本編に
登場する主要登場人物の1人なのです。
それが『咲』と『咲 阿知賀編』の作品の関係性ですね。
副題の「side-A」ってのは本編を観ていただければすぐに分かります。

先述した『咲』の実写版は2016年に公開されました。
それが好評だったからこそ今回の
『咲 阿知賀編』の実写化に繋がった……と考えています。
私も原作未読なのにSNSでの評判が良かったので足を運び、
その内容に満足した1人ですので。
その時の記事はこちら
この記事も2017年初更新だったというね。という訳で2018年初更新だよ。

前作の映像展開を踏襲し『咲 阿知賀編』も
ドラマ4話(と、特別編1話)に映画1本となっております。
ちなみに『咲』の時と同じように本作の原作も私は未読……という訳でもなく、
一応1話は読んでます。『咲 阿知賀』編の連載当時に少年ガンガンを
購読していたんですよね。
作画担当の方が『バンブーブレード』という
私の大好きな剣道漫画でも絵を担当していたので、
少し気にもなっていました。
そのままガンガン買わなくなって1話以降は全くよく分からないので、
ほぼノータッチといえばノータッチなのですが。
(『バンブーブレード』もまた映像化しねーかな……)

ドラマ版は前作同様に麻雀を通して
瑞々しい青春映画のような物語が展開される訳だが、
本作で印象的なのは「過去」を強調していることだと思う。
もう戻ることはない過去、楽しさに溢れていた過去。
その過去での出来事を胸に大会を目指す人。
一方で、哀しい過去を持つ人もいる。けどその人にとって哀しい過去が、
人生の一部を形成したといってもいい人もいる。
様々な過去を抱えた人達が集まり、
過去の出来事を胸に前向きに未来を作り出す戦いに挑んでいく。
そんな物語を紡ぎだしていくのが『咲 阿知賀編』のドラマシリーズだ。
時計の針の音が大きく聴こえ始め、
時間が再び動き出すように感じられる演出が、非常に印象的。
そしてドラマの本編最終話にあたる奈良県代表選考大会で
主人公達の前に立ちはだかるのは、
毎年全国大会に出場している強豪の麻雀部。
つまり彼女達もまた「伝統」という過去を背負って戦っている。
勝つのは思い出か、伝統か。
切なさも熱さも含んだドラマシリーズになっております。

映画版は全国大会の1回戦から準決勝までの主人公達の戦いが、
他の出場校の物語も描かれながら展開していくという構成。
その中で各校が大会に臨むまでの様子を追った回想も
差し込まれていきます。これらの流れは前作の構成と同じ。
少し異なるのは前作の映画版が1日の物語だったのに対し、
本作は数日間という時間があること。
だから主人公達の初挑戦→挫折→復活の過程も
物語展開の中に取り込まれています。

前作『咲 -saki-』映画版は「手」が印象的な映画だった。
その手で牌を扱うのはもちろん、手を繋ぐ、指きりで約束する、
何かを手渡す、頭を撫でる、ガッツポーズ。
手を使った様々な行動や動きが、
登場人物達の近距離的な関係性を
強調しているように見えて印象的だった。
今回の『咲 阿知賀編』映画版も手を使ったアクションは
当然あるのだけれども、
それ以上に強く心に残ったのは「距離」の要素だ。

映画には沢山のキャラクターが登場し、
多くの人々はそれぞれ2人1組という括りで分けることが出来る。
その2人は多くの時間、離れた位置関係を保つことになる。
全国大会という大きな戦いの場に1人で赴く者と
それを控室から送り出すことしか出来ない者、
という状況は当然ながら、一方が会場にいられなくなり、
もう一方が相手を心配しながら試合で戦うといった特殊な状況もある。
そんな状況下で描かれるのは各関係の両想いや片想いだ。

ある人は憧れの人を想い、その人の試合スタイルを模倣する。
ある人はジンクスを守ることで、
もう会えない人を想う(それによる弊害もある)。
ある2人は自分が着ている上着を交換する。

様々な形で提示される相手を想い、互いを想い合う姿。
たとえ離れたところにいても、
何かの要素を通してならば相手の存在を感じることが出来る。
そんな2人の姿が今回の映画では私の心に強く残った。
それは『咲 阿知賀編』の主人公達の挑戦の始まりを
彷彿とさせるようであり、前作『咲』にも
どこか通じるように感じられる。
(そして強い絆を持つ人々が各校にいる中、
強敵として立ちはだかるのが、
一個人が独立している色が強いチームというのも
興味深い対立構造だなと思いました)

離れても簡単に打ち消せない関係性が描かれると同時に、
ドラマシリーズで前面に打ち出されていた過去の出来事から
起因する人間関係も併せて乗っかって来るので、
切なさが二倍増しといいますか、
切なさダブル役満の味付けとなった青春映画となっています。
113分という枠の中でこんなに様々な相互関係が
描かれている作品も中々無いような気がする。

実写版しか観てない自分が書くのも何ですが、
『咲』の魅力って特殊能力を使った
麻雀バトルの面もあると思います。
麻雀版『キャプテン翼』といいますか、
『イナズマイレブン』といいますか。
今回の『咲 阿知賀編』は前作以上に
見た目も能力も突飛な特殊能力が登場するのですが、
VFXを効果的に使ってそれらを描写しており、
中々楽しい映像になっています。
VFXって観たことも無い映像を見せるのに最適なだけでなく、
VFXでこんな表現をするのか!
という驚きを与えるのにも適しており、
本作はそれに満ちていたように思えます。
で、そんな特殊能力を如何にして攻略・対策して戦うのかも
前作以上に描かれているので、その戦いの行方も楽しい。
特に配牌や牌を捨てる時の牌が卓に置かれる音が
強調されているように感じ、いつ何かが起こるか分からない
サスペンスの雰囲気も出ていました。

役者陣は全員素晴らし過ぎて、
誰かが物語の関係上「退場」や「敗北」していく度に
心がくすぐられるような感覚が襲ってきますが、
特に準決勝先鋒戦や大将戦は名場面の嵐。
もちろん他にも細かい部分で良い場面がありますが、
挙げたらきりがありませんのでこの辺で。
ただ1つ書かせていただきますが、
先述した主人公達の
「初挑戦→挫折→復活の過程」の先にある「覚醒」は、
静かながらも圧の迫力が素晴らしかったです。
それと何人かの方々が映像を早回しせずに
高速で自分の牌を並び替えていて、
この作品に登場する役者さんたちは
相当トレーニングを積んだのだなと確信いたしました。

前作の良かったところを進化させ、
新しい部分もちゃんと提示し、
切なさと熱さを兼ね備えた青春映画です。
個性的なビジュアルやキャラクター付け、
特殊能力に少し驚くかもしれません。
しかし本質は決意と信念に満ちた人達と、
過去を乗り越えようとする人の戦いのドラマです。
出来ることならドラマ版から観ていただきたいですが、
自分は前作を映画→ドラマの流れで観ましたし、
それもアリかと思います。興味があれば是非どうぞ。
そしていつまでも完結編を待ちます。

「映画オールタイムベストテン」にエントリーします!

男の魂に火をつけろ!」さんが行なっている毎年春と冬に行っている映画ベストテン企画。
今年もエントリーが始まったので参加することにしました。
今回は『映画オールタイムベストテン』。

前回行われたのが10年前の2007年。
当然自分は参加してませんが、年月はあっという間ですね。
今回はノンジャンルなのでスッと出てきました。


1.ジュブナイル(2000年日本、山崎貴監督)

2.うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年日本、押井守監督)

3.ロッキー4/炎の友情 (1985年米、シルヴェスター・スタローン監督)

4.メジャーリーグ2(1994年米、デヴィッド・S・ウォード監督)

5.ブルース・ブラザース(1980年米、ジョン・ランディス監督)

6.のび太の結婚前夜(1999年日本、渡辺歩監督)

7.WHO AM I?(1998年香港、ジャッキー・チェン監督&ベニー・チャン監督)

8.続 荒野の用心棒(1966年イタリア、セルジオ・コルブッチ監督)

9.スパイダーマン2(2004年米、サム・ライミ監督)

10.十三人の刺客(2010年日本、三池崇史監督)


1位~7位は小さい頃に観た映画なので思い出の映画といってもいい。
1位『ジュブナイル』なんか特にそう。少年少女が主役で、
コロコロコミックやPS2といった当時の子ども(=自分)のポップカルチャーが映像に映って、
何よりロボットが宇宙人と戦う! という真っ直ぐ過ぎるコンセプトは今も心を掴んで離さない。
本作と『リターナー』で山崎貴監督の名前は、瞬時に自分の頭の中に刻み込まれた。
またこういう路線の作品撮って欲しいですね。売れないといけないんでしょうけど。
最新作は密かに期待してます。

2位は昔『うる星やつら』劇場版一挙放送がNHK-BSで放送していて、
その中で特に印象に残った映画だった。
その後に「とことん!押井守」という押井守監督作品を
振り返る化け物企画が同じくNHK-BSで放送され、
それで初めて「この人が作った映画だったのか!」と知る。
この大型放送をきっかけに押井監督作品の沼へと足を踏み入れたですが……それは別の話。
今考えると私たちの生きる世界、
特に日常の風景も見方を変えると人のいない空間すら不気味な世界へ変貌させてくれる、
そんな視点があることを教えてくれたように思いますね。

音楽に合わせて映像が展開する『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』2作目に
シルヴェスター・スタローンが出演したのは、
この『ロッキー4/炎の友情』があったからではないか。ただし根拠は無い。
テレビ東京の午後のロードショーで企画された
『ロッキー』シリーズ一挙放送の時に初めて観た映画だ。
前日までは恐らくロッキーの1~3が放送されていたのだろうけど、
自分が最初に観たのは4作目だった。
自然の中で鍛えるロッキーと科学式トレーニングに励むドラゴ。
それぞれの姿が音楽に合わせて対比で描写され、
曲の高鳴りと共にロッキーが雪山をランニング登頂し
叫ぶシーンは未だに目に焼き付いている。なぜなら今日まで何度も観たから。
ちなみに放送当時はまだ『ロッキー・ザ・ファイナル』なんて影も形も無かった。
今じゃ『クリード』なんて大傑作も生まれてるのだから世の中は分からないものだ。
「2」期待してますよ!

普通は『メジャーリーグ』といったら映画で浮かぶのは1作目だろう。当然だ。そっちは名作だし。
ではなんで自分がこの映画が好きなのかというと、
チャーリー・シーン演じるリッキーの復活劇があるからだ。
正直いって自分はこのリッキーの復活するパートが大好きだからランクインさせたといっていい。
大好きな球団の低迷にイライラする親父。
肩を温めてる投手のリッキーに今日も野次を飛ばす。
リッキーの姿は画面に映らない。しかし、画面外からその野次に汚い言葉で返す声が飛ぶ。
声の主の姿を見て、親父は腰を抜かし客席に戻る。
球場スタッフの女性は双眼鏡でマウンドに上がろうとする次の投手を見て、叫ぶ。
「大変! 彼だわ!」
彼女が小走りでリッキーのテーマ曲を再生。
球場中に「ワイルド・シング」が流れ始め、球場中で大合唱が始まる……。
ここまで書いてて思ったけど、私って映画の中での「音楽」が好きですね。分かりやすいわ。
余談ですが、本作に出演してる石橋貴明さんは好きです。

『ブルース・ブラザース』も好き。ってやっぱり音楽じゃねーか! 
でも楽しいから良いんです。小さい頃に繰り返し観た。
これでジェームス・ブラウンやレイ・チャールズといった偉大な存在を知った記憶。
あまりにも過剰なカーチェイスも超絶愉快。

『のび太の結婚前夜』はドラえもん映画の同時上映で付いていた作品で、
『おばあちゃんの思い出』『僕が生まれた日』『がんばれ!ジャイアン!!』の
感動系作品の中で一番好きな映画だ。
個人的には大人ののび太のパートが好きで、
小学校からの友人が年相応になりながらもあの頃の関係を続けてるのが良い。
1位の『ジュブナイル』なんかもそうだけど、自分は同窓会映画が好きなのかもしれない。
そういう意味じゃ今回は入れてないけど『プリティリーグ』も好きだし。

正直『WHO AM I?』は『酔拳2』『レッドブロンクス』と迷った。
この3つが自分にとってのジャッキーチェン映画だからだ。
テレビで観て強烈に記憶に残った三作。その中でなぜ本作にしたかというと、
共同でクレジットされた監督のベニー・チャンとの出会いのきっかけでもあるから。
『コネクテッド』『レクイエム/最後の銃弾』とこの方の作品が好き……なのだけど、
まだ最新作は未見。

『続 荒野の用心棒』『スパイダーマン2』『十三人の刺客』はきっかけを与えてくれた映画。
『続 荒野の用心棒』は、マカロニ・ウエスタンの面白さ、
『スパイダーマン2』は海外のヒーロー映画を教えてくれた。
前作『スパイダーマン』も当然好きだけど、
展開のカタルシスや敵との闘い、クライマックスの鮮やかさで
より印象に残ったのがこっちなのである。
でも『スパイダーマン3』もそんなに嫌いではない。しんみりとしてるけど。

三池崇史監督版の『十三人の刺客』は今考えても変な映画だと思う。
個人的には最近観た仲代達矢版『十三人の刺客』の方が見やすい作品かもしれない。
でも基本筋は気持ちが燃えるものがあるし、殺陣がある時代劇映画をもっと観たい! と
TSUTAYAの時代劇コーナーに足を運ぶ切っ掛けを作ってくれた大事な映画だ。

以上、これが今の自分のオールタイムベストテン。
これを観るとどうやら自分は印象的な音楽、アクション、挫折と復活、同窓会、
SF要素のある映画が好きなようで、そういう作品は数多く存在するしこれからも作られる。
だからいつかこのベストテンともお別れする時が来るかもしれない。
その時が来た時の為に、今の自分の嗜好を記録しておきたい。


集計、よろしくお願いいたします!!

theme : 映画
genre : 映画

最後の更新日を見て驚愕する

最後に更新してから五ヵ月を迎えていた。
その間に何か更新を休まなければならないような重大なことがあったのか、
というとそんなことはなく、むしろ読書→映画→音楽→テレビの娯楽のループを
仕事の合間に繰り返す毎日だった。
それはそれで楽しいが、楽しさで心が満たされるとパソコンを起動し、
ブログの作成ページにログインし、書き始めるという手順を一から踏む前に
充足感を抱えたまま布団に潜り込んでしまう。
自分のさぼり癖というか、後に後に物事を回してしまう性分にはほとほと困ったものである。

以前このブログで紹介した、原作を読んでないのに突入し中々に良い青春映画だった
『咲』の実写版の続きが作られるらしい。といっても扱い的には外伝というか、
主人公は変わるのだが。それでもスタッフは前回のプロジェクトと全く同じのようなので
今から期待で胸が膨らむ。

『咲』主演の浜辺美波さんは『君の膵臓を食べたい』で好演していた。
大人になった主人公が学生時代を回想し、その頃に出会った一人の同級生を演じている。
若干舌足らずな喋り方と彼女の身振り手振りがまるで漫画から飛び出してきたかのような雰囲気で、
こういうのが2.5次元なのだろうかと考えながら鑑賞していた。
もしかしたら人によっては好きになれないかもしれないなぁとも思ったりしつつ。

膵臓だけでなく人間の身体を盛んに食べるのが観られる映画といえば『エイリアン:コヴェナント』。
これはエイリアンシリーズの新作で、しかも2012年の『プロメテウス』の完全な続編である。
監督は同じくリドリー・スコット。
まさかここまで繋げてくるとはという位に律儀に前作の流れを引き継いでいるし、
この方がこういう続編映画を自ら撮るのってあんまり無いような気がする。
悪趣味なまでに残酷なゴア描写、自身の映像構築力に絶対の自信を持ち、
それもまぁ分かると感じる映像美を堪能する。
79歳なのに元気な映画を撮るなぁと嬉しくなってしまった。
前作は低評価が多いが自分は嫌いではなく、いつまでも眺めていたいほど宇宙船内が
惚れ惚れするくらい綺麗だったのだが、それ以上に本作が気に入った。

で、『エイリアン:コヴェナント』を観終わってから『ブレードランナー』を観る。
色々バージョンがあるが今回はファイナルカット。
コヴェナントは確かにエイリアンシリーズの一編なのだけれどもどうにも「ブレラン」の幻影を
所々に感じ、それを確かめたくなった。あと単純に久しぶりに観たかった。続編もあるし。
そして観てみると本当にそっくり。同じ監督が撮ったんだからそっくりも何も無いかとは思うが。
むしろ『ブレードランナー』から『エイリアン:コヴェナント』まで、
リドリー・スコット監督は何一つ変わっていない。
なぜこんなにもグロく、こんなにも幻想的で美しいか。やっぱり惚れ惚れしてしまった。
『ブレードランナー』では色々あって最後にルトガー・ハウアー演じるロイ・バティが今までの
激しさが嘘のように静かに語り、それが映画のハイライトとなる。
もしかしたら『エイリアン:コヴェナント』の「次」もマイケル・ファスベンダー演じるデイヴィットが
静かに語る時があるのかもしれない。
けど20世紀FOXは次回作作らせることに躊躇してるらしい。
それに対してリドリー・スコットはどうするのか? 
地に足付いた次の新作でヒットすれば何も言わなくなる。
もう予告編が出ていて、実話がベースの映画。
これでヒットを飛ばしてエイリアン続編&史劇映画を存分に撮る……と考えているかは定かでないけど、
今一番新作が楽しみな映画監督だよなぁと思った。

WOWOWでドラマ化されるノンフィクション『石つぶて』を購入して読んだりもした。
これが中々に読みごたえがある。外務省機密費を使い込んだ事件を追った本。
どういう話をどのように話したか。著者の清武氏は関係者に取材をし、徹底的に文章にした。
結果として小説のような語り口で事件の状況を追っていく形になっており、
骨太な警察小説を読んでいるかのような気分になった。
ドラマの主演は佐藤浩市さんで、本当に横山秀夫氏原作の警察ドラマの趣で作りそうな予感。
とはいえ自分はWOWOWに加入していないので、ソフト化を待つ。

そういう意味では黒沢清監督の新作『散歩する侵略者』も現在スピンオフのドラマが
WOWOWで放送されていて、無料放送された1話がべらぼうに良かった。
久しぶりに黒沢監督のホラーを観た! という満足感があり、カメラがじっくりと回って
一呼吸間を置いて何かが動く、なんていう演出で息が詰まる。
映画版もエンタメしてるなぁと思いつつ結構好きだったのだが、スピンオフも大好きになるかも。
とにかく東出昌大さんが素晴らしい風体。この人結構好きなのである。

音楽というと尾崎裕哉さんの『グローリーデイズ』が良かったなぁ。
父親の尾崎豊さんも伸びやかな歌声が魅力だったけど、ご子息もそんな感じがする。
というかああいう疾走感のある曲が似合う声な気がする。
いまシングルを何枚か出しているみたいなので、1stアルバムが出たら買いたいかも。
アルバムと言えばキック・ザ・カン・クルーが復活してアルバムを出したので買わねばならない。

色々と物欲が膨れ上がるのはストレスも溜まっている証拠か否か。
なるべくサボらないように頑張っていきたいです。

リアル脱出ゲーム『夜の魔王城からの脱出』に行ってきた。

初めてリアル脱出ゲームに行ってきた。

「リアル脱出ゲーム」とは、ある限られた空間の中で提示される様々な謎を解き、
制限時間以内にゲームクリアを目指す体験型イベントだ。
全国で開催されていてチケットが発売されると速いスピードで売り切れるらしい。
私が今回行ったイベントの参加者は約950人ぐらいだったのだが、
これぐらいの人数が毎公演参加しているようだ。
以前から評判はネット上で目にしていて興味はあった。
そんな時に知り合いに誘われたので、初参加。

『夜の魔王城の脱出』はRPGのような世界観設定の脱出ゲームだ。
闇に包まれた魔王城に迷い込んでしまった主人公は、
かつて封印された魔王が再び復活してしまうその時までに城から脱出しなければならない。
この主人公というのが参加者自身であり、
「闇に包まれた魔王城」とは夜の遊園地である。
ゲームの参加者は実際に夜の遊園地を歩き回りながら、その中で用意された謎を解いていく。
謎を解いていくことでシナリオは進んでいき、最終的なゴールを目指す。

いたるところに謎が用意されているので、ゲーム中は園内全体を歩き回るように設定されている。
ゲームの世界観がRPGのようなので、まるでダンジョンやフィールドだ。
これが、割と疲れる。謎を解く為にあっちに行ったりこっちに行ったり……。
『風来のシレン』シリーズや『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』シリーズというゲームで
主人公が行動していく内に空腹になっていくという要素があるのだが、
それを体験出来るといっていい。
おかげでゲーム終わった後のビールと焼き鳥は美味かった……。

で、このリアル脱出ゲーム。形式上、絶対にネタバレ禁止だ。
どういうクイズが出たのか、それをどうやって解決したのか、
どんなストーリーが待ち受けていたのか。それらは絶対に明かしてはいけない。
ゲームの開始前にSNSにも書かないでくださいとも注意喚起される。
それで守ってる人が結構多いみたいなので、今の時代に大多数が参加するイベントで
閉鎖性が保たれてるのは良い。ここでも書きませんのであしからず。

物語の展開に合わせてこれから起こる事件を解く為の要素が並べられていき、
作中の登場人物同様に読者も推理可能となるのがミステリ小説の基本、
と考えているのだが(クオリティが高いのであれば必ずしもそれを守らなくても、とは思いつつ)、
このリアル脱出ゲームはその基本に忠実なのではなかろうかと思った。
脱出する為に必要な答えを推理する要素がどんどん提示されていくし。
その為に色々なことに対して怪しむ目を持つので結果的に若干疑心暗鬼気味になるけども、
それもまたミステリ作品の登場人物になったような感じで、気分は探偵だ。
制限時間終了後のゲーム解説で正解が提示される度に会場がドドっと沸くのは、
ミステリ漫画で金田一少年や眠りの小五郎がトリックを説明して
登場人物が「なっ!?」と驚く流れと似ている。

探偵といえば脱出が目的というよりも本当に事件解決がメインのイベントもあるようで、
そっちは本当に探偵気分でゲームに参加出来るらしい。
こういうイベントが『名探偵コナン』とコラボするというニュースを時々目にするが、
そういう取り組みをするのも分かるなぁと今回参加して感じた。

ということで、初体験のゲームは非常に良い時間でした。
脳みそと身体の両方を使うので疲れますが、その後の食事はべらぼうに美味いですよ。
ちなみに今回の私は「なっ!?」を言う側でした。
時間に追われて肉体的に疲れた状態で推理するの、本当スゴイ。
江戸川コナン君は普段の事件では頭と身体をバランス良く使い、
映画では身体能力にパラメータを全振りしているんだろうなぁと思いました。
興味のある方は是非どうぞ。
プロフィール

ヤギメロ

Author:ヤギメロ
映画とか本とか、色々好きな者だす。

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