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戦争映画ベストテン!

男の魂に火をつけろ!」さんが行なっている毎年恒例の映画ベストテン企画。
今年も投票が始まったので参加することにしました。
今回は『戦争映画ベストテン』。

この企画を切っ掛けに少し考えたのですが、
自分って戦争映画をあまり鑑賞していないことに気付いてしまいました。
別に嫌いなジャンルって訳じゃないのに、
他のジャンル映画よりも後回しにしてしまっている感じがしなくもないです。
自分の観た数少ない戦争映画の中で(ソレはそもそも戦争映画なのか問題もあったりしますが)
印象的な作品を挙げたいと思います。


1.続・夕陽のガンマン(1966年 セルジオ・レオーネ)

2.この世界の片隅に(2016年 片渕須直)

3.レッド・アフガン(1988年 ケヴィン・レイノルズ)

4.戦場のピアニスト(2002年 ロマン・ポランスキー)

5.プラトーン(1986年 オリバー・ストーン)

6.クリムゾン・タイド(1995年 トニー・スコット)

7.プライベート・ライアン(1998年 スティーヴン・スピルバーグ)

8.ロード・オブ・ウォー(2005年 アンドリュー・ニコル)

9.イングロリアス・バスターズ(2009年 クエンティン・タランティーノ)

10.アメリカン・スナイパー(2015年 クリント・イーストウッド)


1はこの前観たばかり。
物語が大きく動き出す始まりにも戦争が絡んでるし、
主人公格2人が旅する中で常に戦争の匂いが充満しているのも妙に印象的。
クライマックスの決闘にはハラハラするのですが、
旅の終わりが墓地ってのも恐ろしい。

2は観たばっかりじゃねぇか! 
……という突っ込みを受けてしまう可能性が高いのは重々承知しています。
しかし、やはり本作に心を揺さぶられたのは事実。
人々の身近な暮らしをじっくり描きながら、いたるところで戦争の影を感じさせ、
空からは爆撃が降り注ぐ。ずっと続ていく日々の暮らしこそが
市井に生きる人々の戦いなんだということが真に迫ってくる作品でした。

3は旧ソ連のアフガン侵攻を描いたアメリカ映画(なのでソ連軍人の言葉も英語)。
『マッドマックス怒りのデスロード』に出てくる暴走車両の如く戦車が荒野を爆走し、
村落に襲撃をかける。
モンスターのように描かれる戦車に対して人間達が総力を結集して挑む、
戦争を背景とした戦車狩り映画の傑作。

4はただピアノを弾きたいだけなのに弾かせてくれない哀しさ。
同時に主人公にとっての最大の武器が「ピアノ」であることも泣かせる。

5はベトナム戦争モノですね。
戦闘シーンが壮絶なのはもちろん印象的なのですが、
個人的にはその戦闘以外、特殊状況下でのある種閉鎖された人間関係のいざこざに
目がいきました。

6は架空の状況を描いているけれども、
国家間の緊張状態を背景に揺れ動く人間達の心理を描いているし、
これも戦争映画……ではないでしょうか。

7はノルマンディー上陸作戦が「地獄」という言葉で
表現するのも生温いくらいに壮絶さに溢れていて、
観る人の心をゲンナリさせながら掴んで離さないのが恐ろしいです。
冒頭だけで映画1本分鑑賞したような気分になります。

8は一度武器を売り始めたら、
どこまでもどこまでも「戦争」が背中についてくる感じが非常に恐ろしく、
終わり方含めて妙に印象に残った一作。
ホラー映画を観たような気持になります。

9は戦争という状況を楽しむ者、戦争によって全てを奪われた者の双方が描かれ、
どんな場所でも一瞬にして戦場に様変わりしてしまう緊張感が凄まじかった。
映画の中で映画でしか出来ないケリのつけかたを見ましたね。

10は淡々と描かれる物語が淡々と狙撃手を務める主人公の姿と重なって、
逆に深く心に残りましたね。


以上のように書き出してみましたが、戦争それ自体を描いた作品よりも、
戦争によって多大な影響を受けてしまった人々の物語の方が個人的には好きみたいです。
『レッド・アフガン』も戦車の爆走が凄いのと同時に、
戦場での出来事によって人間の精神性が豹変していく様や
生まれるはずの無かった友情を描いていますし。
後は描写が攻めた戦争映画とかですかねぇ(『プライベート・ライアン』とか)。

ちなみに「戦争に多大な影響を受けてしまった人々の物語」でありながら、
「描写もかなり攻めている」作品が『この世界の片隅に』ですからね。
だから入れざるを得ませんでしたよ。好き、大好きです。

以上、集計大変かと思いますが、よろしくお願いいたします!
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全く更新していなかったので『君の名は。』以降に鑑賞した映画の感想を簡単に残す。

『君の名は。』鑑賞後も劇場にはちょくちょく足を運んでいたのにも関わらず、
このブログを全く更新しないまま。ページを開けばトップに出るのは記事ではなくて広告。
アラートのように「あ、しまった!」と気付かされた次第であります。
ということでタイトル通り、最近観た作品の感想を簡単に残します。


『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影』
前作を観ていないのにも関わらずに鑑賞。
基本知識は昔見ていたアニメとスーパーファミコンで発売していたゲーム版のみ。
じゃあなんで観に行ったのかといえば、
上2つに登場していた敵キャラクターが本作から登場し、
大分自分の知っている要素が予告編から垣間見えたので、足を運びました。
あと評判も良かったので。
とにかく画面の中でありとあらゆるものが何かしら動きまくっています。
だから非常に軽快に物語が展開していて気持ちが良い。
落ちる、上がる、投げる……等々の色んなアクションも激しいながら見やすくて、
ジェットコースタームービーとはまさにこのこと! と思いましたね。
本国での興収があんまり良くなくて続編が
作られないかもしれないらしいですが、観たいですねぇ。

『超高速! 参勤交代リターンズ』
こっちは前作を観ていて、そちらは笑いあり涙あり本格的な殺陣ありと、
かなり楽しめた娯楽活劇。今回はその続編で、前作を観ていることが
必須なところから物語が始まります。
前作以上にアクションも豊富になって見応えのある殺陣にワクワクする一方、
時間制限サスペンスでハラハラして前作とは一転してそういう要素が無くなり、
話の勢いがかなりパワーダウンしてしまった印象。
役者陣は素晴らしかったのでこの面子で
全く別の新作を作るでもよかったような気がします。

『スーサイド・スクワッド』
海の向こうで公開してから色んな評判がどんどんネットを介して日本に流れてきて、
その情報に一々ため息を漏らしながらも観に行った一作。
批判されている部分も確かに分かるなぁと思いながらも痺れる描写もあったりして、
今年の自分にとっての偏愛映画枠にランクイン。
やっぱりキャラクターが良いとドタバタしてるだけでにやついてしまいます。
逆にいえば、キャラクターに依存し過ぎて物語の盛り上がりを
放棄しているといっていいのかもしれないですが。
追加シーンを加えたエクステンデッドカット版なるものが出るそうですが、
製作会社のワーナーブラザーズはもう少し
マーベル映画の作り方を学んだ方が良いと思いました。
バットマンさんに説教していただきたい。

『怒り』
予告の時点から「私は傑作です!」という宣言が画面から流れてきているようで、
そのあまりの力強さに思わず劇場に足を運んだ一作。評判も良かったので。
確かに評判通り役者陣の熱演は素晴らしく、と同時にあまりにも濃かったです。
だから素晴らしいんだけどみんな味が濃過ぎて「じゃぁ誰が良かった?」といわれると、
濃い面子の中で純朴な演技をして結果的に印象に残る薄味になった佐久本宝さんが
良かったなぁと思いました。
濃いのは演技だけでなくて坂本龍一さんの音楽も素晴らしいのですが
やっぱり胃もたれするほど濃く「そこまで鳴らさなくて良いのでは?」と思ったり。
あと別々の場所で起こる3つの物語を編集して
1つのタイムラインに乗せた構成にしてるのですが、
ある物語からある物語へ転換する飛び方が気になるほどの違和感があり、
そして1本のように見せている割にはエモーショナルが生まれてる感じもせず、
どうせなら完全オムニバスにした方が良かったのではと思いました。
ソフトでそういう風に収録されないでしょうか。

『こえの形』
『君の名は。』は最大瞬間風速的ロマンチックな
気持ち良い映画だと思っているのですが、こっちはボディブローのように
ジワジワと効いてくる作品でした。鑑賞直後も後を引っ張る感じ。
登場人物がみんなどこか駄目な部分を持っていて、それが生々しく、
そんな彼らが感情の反発と受容を繰り返すので色々と揺さぶられました。
手話を扱っていますが、色んなコミュニケーションの形を描いた傑作なのではないかと思います。

『CUTIE HONEY -TEARS-』
これ監督が2人いて、そのうちの1人が
国内トップクラスのCG製作チーム『白組』の人なんですよ。
舞台が近未来の街なのでCGがふんだんに
使われているのですが、かなり良いVFXで驚きました。
内容的にそんなに大予算組まれている訳ではないと思うのに
撮影場所を工夫したりして、近未来感をちゃんと演出していて良かったですね。
ただ『キューティーハニー』かといわれるとかなり違うような気がします。
上層と下層に分かれた街で、下層の人たちが上層に乗り込む反体制ムービーといいますか。
一応ヒーロー映画っぽい要素はありますけどね。

『SCOOP!』
テレビ朝日が製作に関わっていて驚きました。
音楽が良くてサントラも買っちゃいましたよ。福山雅治さんがワイルドに決めてましたね。
前半は週刊誌に載せる為の写真を二階堂ふみさん演じるアシスタントと共に撮りまくり、
爽快感ある展開が続きます。それが終盤に向けてお仕事ムービーから
捨てきれない男の友情ムービーに変わっていくのは驚きましたね。
ただ前半で撒いた要素を後半で回収することに終始しちゃってる感じがして、
中盤からパワーダウンしていったように感じたのが残念でした。
あと映画全体でいうと1つ1つのエピソードが連続していないといいますか、
1つだけで完結している印象。これ出来ることならば
連続ドラマで観たかったなぁと思いましたね。
30分ぐらいの深夜枠の連続ドラマだったら、
上に書いた印象もプラスに転じていたかもしれないです。

『HIGH & LOW THE RED RAIN』
いま日本でこんなアクション映画が観られるとは思いませんでしたよ。
とにかくいえることは雨宮兄弟、最強! ということ。
肩揺らしながら敵陣に向かう感じに『あしたのジョー』のノーガード戦法で
ジワジワと歩いてくる矢吹丈を見ましたね。
あと割と意識的にマーベル映画っぽい次回へ続く引きをやるんだなぁと思って、
そこが興味深かったです。

『ダゲレオタイプの女』
黒沢清監督の作品は『リアル 完全なる首長竜の日』から
ハマってしまいましたが、今回が近年の中で一番最高に感じられた一作でした。
今までは「~的な部分はイマイチだけど、ここが最高だから良い!」
というのがあったりしまして。『セブンスコード』は素晴らしかったですけどね。
というかアレがこれを観る前までの近年での「最高!」
と思えた作品でした。次点で『岸辺の旅』。
この監督には定期的にオリジナル撮って貰いたいなぁと祈るばかりです。

『デスノート Light up the NEW world』
頭脳戦を描いた前作から10年経って、
続編は前作肉体派の面々が頑張って頭脳戦をやろうとする話になりました。
中途半端にそういう要素を入れるよりも、
「デスノートに名前を書く」という行為にクローズアップして、
純粋なアクション映画にしてしまった方が良かったのではないでしょうか。
それだったら多分私この映画好きになっていたかもしれないです。
でも脚本以外の監督、音楽、役者は素晴らしかったです。
演技に関して色々言われがちな東出昌大さんですが、
もうこの人は立派な俳優さんだと思いますよ(なんて偉そうですが)。
正直これからの出演作は気になり始めてます。


という訳でざっと振り返りました。
どれも満足度が高くて「2016年凄い!」と思わざるを得ません。
今週からは『ボクの妻と結婚してください。』
来週は『この世界の片隅に』と個人的な注目作が目白押し。
12月31日まで映画から目が離せないですね。
興味があれば是非劇場へどうぞ。
プロフィール

ヤギメロ

Author:ヤギメロ
映画とか本とか、色々好きな者だす。

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