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『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』の灰原零の「正体」を考える……つもりだった。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』(以下、『首都決戦』)で
光学迷彩を持つ新型戦闘ヘリ「グレイゴースト」を操る女性パイロット「灰原 零」。
森カンナさんが演じたこの役は常に口元に笑みを浮かべ冷たい印象を与えながら、
何も語らずにグレイゴーストによって東京の主な建物を破壊していきます。
その姿はもはや人間を超えた何か。まさに「幽霊」であり「悪意の塊」ともいえます。

そんな幽霊みたいな彼女の具体的な「正体」を『首都決戦』と
ノベライズ版『TOKYO WAR2 灰色の幽霊』から読み解いていく……つもりでした。
しかし本日発売した「テレビブロス」の押井監督インタビューで半ば
「亡霊だよ、亡霊!」と『コワすぎ!』シリーズの工藤D並に断言されてしまい、
「単なる『想像』ですから~」と思っていたことが想像の域を超えて「妄想」に
なってしまいました。

これではもうほぼやる意味が無くなってしまった、のですが。
やはり考えている時間は楽しかったですし考えたものを
いくら「妄想」だったとしても溜めこんでおくのは、もったいない。
という訳で「こうだったら良いなぁ」という気分で思いついたことを羅列したいと思います。
「『幽霊』の正体を探るオカルト雑誌」的なものを読む気分で、どうぞ。
ちなみに映画版の感想自体はこちら
一応ネタバレ注意です。


『首都決戦』のノベライズ版『TOKYO WAR2 灰色の幽霊』(以下、『灰色の幽霊』)では、
テロを起こした柘植行人のシンパが集まったテログループ「北斗航機」の
スポンサーについて匂わすやり取りがあります。
灰原のグレイゴースト強奪に協力したパイロットの銀行口座に
大金が振り込まれたり、グレイゴーストの補給作業を充分に
出来る兵站部隊の維持と、よほどの資金源が無くては出来ません。
小説版では具体的な国名は出さないのですが、
日本という国において「スポンサー」と言えばどの国か? 
ここは普通に「アメリカ」と考えても良いのではないでしょうか。
前作『パト2』でも柘植が起こした事件の当初から
米軍は事態を監視していたみたいですし、
直接的に介入しようとしていたらしいですからね。
全て『パト2』の登場人物である「荒川茂樹」によって語られるのみですが、恐ろしい話です。
つまりノベライズ版に限っていうのであれば、テロを起こした北斗航機には
アメリカがバックに付いていたことになるのではないかと。
……この時点でなんかもう胡散臭さときな臭さが混じりあってきましたが、続けます。

ではアメリカが灰原零含む北斗航機を支援していたのか?
そもそも灰原零という女性が相当の腕前を持ちグレイゴーストを奪わなければ、
北斗航機の面々が大規模なテロを起こすのって難しかったと思うんですよね。
ボス的存在である「小野寺」も柘植の信奉者ってだけでカリスマ性がある訳でもない。
じゃぁなぜアメリカは北斗航機を支援したのか?
それは灰原 零を名乗る女性が北斗航機の計画に参加することが
決まっていたからではないか、と思ったのです。

ここでテレビブロスで否定されていた件に触れることになるんですが……。
森カンナさん演じる「灰原 零」を名乗る女性は、戸籍を偽装した人間だった。
今回のインタビューが公開される前、そう考えたんですね。
つまり灰原零を名乗る女性はアメリカのどこかの機関の工作員、
もしくは『パト2』や『TOKYO WAR2』でも言及されている
政治家や幕僚OB、米軍需産業、米軍内の一部勢力で
構成された「あるグループ」から派遣された存在だったのでは?
後者の場合なら北斗航機のスポンサーは「あるグループ」の
アメリカ側の人間になるかと思います。
つまりある大きな組織が森カンナさん演じる女性の戸籍を偽造し
「灰原零」として生まれ変わらせ、コトが起きるその直前にデータを消す。
結果まるで最初からいなかったかのように演出したのではないかと。

ではいつの時点からそんなことを行なっていたのでしょうか?
ここで『首都決戦』の話に戻るのですが。
今回の映画版が公開される前、公式で長編版の撮影日記をgoogle+で公開していました。
私それが楽しみで更新される度に見ていたんですね。
その中で特に印象に残っていたのがこちら
「灰原」と書かれた墓の前に佇むセーラー服の少女。
結局このシーンはカットされてしまったみたいなんですが、
『首都決戦』を観た後にこれを見ると、この子って灰原零を
名乗ることになる女性の少女時代なのではないかと思ったんですね。
(セーラー服を着ている時点で学校に入り込んでいるだろうし、
もう名乗っているのかもしれない)

で、「アメリカ」で「セーラー服」で「押井守」というと。
プロダクションI.G.でメディアミックス展開をしていた
『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を思い出しました。
押井監督はアニメ自体を手掛けた訳では無く、小説版を書いたのみ。
ただ自身が開いた「押井塾」なる勉強会で若手の演出家が考えた企画案から
生まれた作品であるので、関わりがあるといえばある。
ひどくざっくりとした表現ですが、そんな作品です。
当作品は主人公の「小夜」がアメリカ系の「組織」から派遣されて、
吸血鬼「翼手」を倒す話。主人公である小夜の素性や内面は深く描かれません。
今回の「灰原零」も、これの要素を使ったのではないかと。
つまり大きな組織は明確な目的のもと、かなり以前から「灰原零」を名乗ることになる
女性を日本に送り込み、コトを起こさせるタイミングを狙っていたのでは……。
そんな時に柘植の信奉者たちが「柘植さんの革命、もう一度」として
決起しようとしていたので、それを利用したのではないでしょうか……。

他にも
「灰原がバスケをするのは明の対比であると同時に、
あのトリックプレーによるシュートからして
ストリートバスケの経験者であることを表しているのでは? 
それが盛んな国といえば……」とか
「明が『首都決戦』で灰原のバスケットボールを使うシーンがあるけど、
それでボールが屋外用であることに気付き、
最終決戦で真正面から来る(=1 on 1)と思ったのでは?」とか
「続編があるとしたらアメリカ対特車二課ですか!」などと考えてはみたものの、
すいません、頭がパンクしそうです。

<強引なまとめ>
以上の事柄を真実として物語を考えてみると、
自衛隊の扱いが相当とんでもないことになってしまいますね。
昔から戸籍を偽造していた人間の入隊を許し、
その上その人物に新型の戦闘ヘリを奪われるという大失態を
犯している訳ですから。

そもそも『首都決戦』では『TOKYO WAR 2』であった台詞や
要素はありませんでしたし、
墜落した戦闘ヘリを無傷で脱出する灰原を見る限り、
やっぱり「幽霊」なのかもしれないですね。

『首都決戦』はこんな風に考えないと観られない一作という訳では無く、
ふわっとしてるところもありますが基本的にはエンタメ作品です。
なので興味があれば、是非どうぞ。
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