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『ドライヴ』を観に行く。 疾走しまくり!

昼はスタントマンと自動車の整備、夜は強盗の逃走を請け負う「逃がし屋」の
仕事をやる主人公「ドライバー」。そんな日々を送っていた彼がある日
隣人で人妻の「アイリーン」に出会ったことで、物語が動き出す。
主人公を演じるのは『ブルーバレンタイン』で
主演を務めた「ライアン・ゴズリング」。
監督は「ニコラス・ウィンディング・レフン」。  
いやはや、早くも個人的ベスト作品を観ました。
公式サイトはこちら


まず冒頭の静かに、しかし確実に逃がし屋としての
仕事を遂行するドライバーの姿とOPで、ほとんどの人は
この映画や主人公に心を掴まれるのではないでしょうか。
事実私は掴まれてしまい引き込まれてしまいました。
スコーピオンを背負うかのようなジャケット、
両手にしたグローブ、口に咥えた爪楊枝、どこか影を感じさせる表情。
いや~、素敵で仕方がありません。

そんな主人公ですが、彼はとても口数が少なく、基本は無口です。
それがまた良い。その分ドライバーの視線や表情、握り締める手によって
彼の感情や押さえ込むエネルギーを言葉で表現される以上に
感じ取ることが出来ます。演じているライアン・ゴズリングの演技力が
素晴らしいということでしょうかね。
ただあまりにも無口なんでたまに現実感の無さがあるかもしれません。

ヒロインであるアイリーンを演じるのは「キャリー・マリガン」。
劇中ではドライバーとアイリーンとの間に生まれる愛が
大事な要素になります。しかし二人が直接愛を語り合うようなシーンはありません。
なんてことは無い会話をしながらお互い見つめ合っていたり、
互いの姿を見ていたり、時には「間」が生まれます。その時に何かが漂うのを
観ている私たちは感じてしまうでしょう。
ドライバーがアイリーンの後ろ姿を見ているカットで映る彼女のうなじには
とても良い色気があります(キャリー・マリガンに色気があるんでしょうね多分)。

アイリーンには夫がいて、彼は刑務所にいます。
そんな彼が帰ってきてからを境に、一気に映画の雰囲気はシフトチェンジします。
夫が帰ってくるまではほんの少ししか感じられなかった緊張感が、出所以後の
展開でどんどん増していき、最高潮に達します。
何が起こるか分からない、でもとんでもない何かが起こりそうな、そんな緊張感。
それが映画全体に漂い始めるのです。
話の展開自体は予想外の連続という訳ではありませんし、むしろ分かりやすいです。
けれど高まった緊張のおかげでドキドキさせられます。
そして発生する凄惨なバイオレンスシーン。映画内で起こる回数は少なめですが、
それでもインパクトがあって印象に残らざるを得ません。

『ドライヴ』っていうからカーチェイスが多いように想像出来ますが、
実際そうでもありません。しかしどのカーアクションも単一的ではなく、
幅広さがあります。そこが飽きさせなくて良い点だと思います。
静かに行われるものもあれば、激しい追走劇も。必見です。

BGMもどれも合っていて良かったです。
歌詞は分かりませんが映画のラストに流れる曲の
言葉はなんとなく聞き取れます。
それが全てを終えたドライバーの姿と重なります。

ドライバーはアイリーンと彼女の息子のために戦い始めます。
まるで自分の命を燃やすかのように疾走するのです。
無口ながらもその姿には惹かれてしまいます。


後半間延びした感じもしますが、全体的に観たら
カッコよくて切なくて静かな、とても良い作品でした。
最後まで観ている側に考えさせ解釈させてくれます。
興味のある方は是非どうぞ。
パンフレットも色々な方の解説が載っていてお薦めです。


予告でやってた『キラー・エリート』に感無量。
ついに日本でやってくれるのか。


原作本。
ドライヴ〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕ドライヴ〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
(2012/02/29)
ジェイムズ・サリス

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原作が影響を受けた映画。
ザ・ドライバー [DVD]ザ・ドライバー [DVD]
(2000/08/25)
ライアン・オニール、イザベル・アジャーニ 他

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