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伝説が、壮絶に、終わった。『ダークナイトライジング』を観た。

という訳で『ダークナイトライジング』を観に行きました。
わざわざ豊島園に行って「IMAX」で観てきましたよ。「IMAX」とは何ぞやって人は
こちらをどうぞ。
要は「ドデカいスクリーンとド迫力な音響で映画を楽しめる上映形態」みたいなものです。
3Dもこれで観ると結構良い。もっと増えて欲しいなとか個人的には考えています。
公式サイトはこちら

More......」から、ちょいちょいネタバレ入った感想があります。


『ダークナイトライジング』はクリストファー・ノーラン監督による
「ダークナイト三部作」の完結編です。
『バットマンビギンズ』から始まったこのシリーズは『ダークナイト』という
名作を挟み、この『ライジング』で完結しました。
原題だと『Dark Knight Rises』で、邦題だと「Rises」の部分が「ライジング」
になっているのはなんでなんだろうと思いますが、
そんなに原題からは変わってないので気にしないことにします。

まず完結編としてこの作品はどうか、ということについて。
私としては、このシリーズの完結編として良い映画だったと思いました。
『ダークナイト』で起きた様々なことの影響が感じられる本作。
主人公「ブルース・ウェイン」のもう一つの顔である闇の騎士「バットマン」は
姿を消し、ブルースも家に引きこもるようになります。
彼は精神的にも肉体的にも追い詰められていました。
前作に登場した検事「ハービー・デント」の死によって、
舞台となる「ゴッサムシティ」の犯罪は激減しました。
けれど8年の時を経て、ゴッサムに新たなる火種がもたらされていたのです。
ブルースは再びバットマンとなって戦いに身を投じていきます。
ハービーの死はバットマンが原因とされていましたが、それは偽りでした。
それによって得た平和は偽りのもので、『ライジング』ではそれが崩されてしまいます。
そういう意味で『ダークナイト』との繋がりをこの作品から感じられます。
しかし、前作でヒース・レジャーがとんでもない演技をみせた「ジョーカー」の
話が一切出てこなかったことが個人的に残念でした(作品のマイナス点とかではなく)。
ジョーカーを演じたヒースが既に他界しているから、
中途半端に出すよりもスパッと削ったんだろうと思います。
その判断は正解だと思うのですが、やはりバットマンといえばジョーカー。
バットマンが再び現れたことに関して、ジョーカーがどう感じたのかを知りたかった。
あの世界のジョーカーは、既に死んでしまったんですかねぇ。
それともせせら笑っているのか……。

『ダークナイト』との繋がりを書きましたが、それ以上に繋がっているのが
第1作の『バットマンビギンズ』です。主人公ブルースが抱える心の闇に関する問題や、
物語の展開、バットマンとしての行く末、とにかくその他色々『ビギンズ』が関わっています。
ブルースが全てを失ってもう一度立ち上がろうとする展開は『ビギンズ』と似ていて、
それでいて彼は『ビギンズ』の時以上の成長を遂げます。
そんな姿に是非注目すべきでしょう。

個人的に特に三部作が一つの芯によって繋がっていると感じた部分は、
ブルースと全作に皆勤賞で出演している登場人物との関係性でした。
「ゴードン市警本部長」、執事の「アルフレッド」、協力者である「ルーシャス・フォックス」。
この三人は意識的にも無意識的にもブルースに影響を与えてきました。
今作でも彼らとブルース/バットマンとのやり取りが多くあり、
そこには楽しさがあります。そして終盤には感動も待っています。

次は今回の悪役、ヴィラン達はどうだったかです。
メインとしてはトム・ハーディ演じる「ベイン」。
そして奔放に立ち回るアン・ハサウェイ演じる「キャットウーマン」こと「セリーナ・カイル」。
映画の中ではキャットウーマンという単語は出てきません。
ただ名前はセリーナ・カイルだし、彼女の主な活動であるモノを盗むということを
やる際の格好は完全にキャットウーマンなので……。
あからさまに色仕掛けをするシーンはそんなに無いです。
せいぜいブルースとのダンスシーンくらいでしょうか。けど彼女の一挙手一投足からセクシーさが
出ていて非常に魅力的。アクションも猫のような身軽さで見事にやっています。

一方ベインは凄い肉体を持ち、頭も良い。
周到に計画を練ってそれを実行し、見事に達成させていくのです。
人々を演説によってアジテーションする姿からはカリスマ性が感じられます。
『ダークナイト』のジョーカーのような狂気さは感じられませんが、
それでも充分にバットマンとタメを張れたヴィランだと私は思います。
語る度に過去が違うジョーカーと違って、彼にはちゃんとした過去があり、
『ライジング』ではそこが描かれています。
「誰かの為に戦う」という点ではバットマン/ブルースと同じで、
ある意味似ている二人の対決も見所の一つだと思います。
ベインというと実はとんでもないことをしでかすことがコミックのバットマンの設定を
知っていると分かるのですが、期待通りの働きをやってのけています。
最後はあっけないのですが、それまで充分にベインとして良い仕事をしていると感じました。
シリーズ皆勤賞のヴィランも出るのでご注目。
ヴィラン側の設定や関係性は、コミックの設定から結構引っ張ってきて
アレンジしているように感じました。先日発売された『バットマンVSベイン』は
読んでおくと良いかもしれません。読んでいたので「こうしたか!」と思いました。

今作はとにかく、画的に派手なシーンが多いのが印象的でした。
アクションも豊富だし、爆発シーンも多い。
ゴッサムシティを舞台にした市街戦も中々です。というか市街戦というより
祭りですね、ありゃ。
警察とベインが結成した市民軍とのぶつかり合いの中で殴り合うバットマンとベイン。
混沌としていて荒々しくて素敵な状況です。
他にもずっとゴッサムの地下に潜伏していたベインが、
遂に地上へと出てきて計画を実行しようとする姿もカッコ良かったです。
前作のジョーカーのパーティー会場殴りこみと似ていましたね。
やっぱり今回もメインのヴィランの魅力にやられましたよ、私。

不満としては、私がノーラン作品で好きな要素がそんなに感じられなかったことです。
といっても、私はノーラン作品といえば『バットマンビギンズ』
『ダークナイト』『インセプション』しか観たこと無いんですけどね。
そんな私でも魅力的に感じたノーラン作品の要素は、
「何かを準備している時のワクワク感」でした。
『ビギンズ』だとブルースが旅を終えゴッサムに帰ってきてバットマン
になるまでの準備をするパート、『インセプション』だと主人公の「コブ」率いるチームが
仕事をどう遂行していくかを話し合いながら準備するパートです。
『ダークナイト』はどこだろうと考えてみましたが、
銃痕から分析して捜査するパートが好きでした。あれも今後起きる事件を
阻止する為の準備、といえば準備だと思います。
そんな私が好きな要素が、今回ではそんなにグッとくるものがありませんでした。
「何かが起ころうとしている感」は強かったんですけどね。

全体として突っ込める部分もあります。
キリキリと張り詰めた緊張感という点では
『ダークナイト』の方が圧倒的に優れているのではないかと。
しかし三部作の最後を飾るに相応しい派手さと、
シリーズの見事な終焉だったとはいえると思います。
今までの出演者はもちろん、新しくシリーズに参加したキャスト陣も全員良かったです。
最後の最後でサービス的に入れてきたある登場人物の設定に、
あの世界の新時代を感じさせました(ちょっと鳥肌たちましたよ、あそこは)。
今までを観てきた人は是非観て、シリーズの最後を感じてほしいと思いました。


アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、ジョセフ・ゴードン=レヴィット……。
どんどん好きな俳優が増えていく……。
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