『007 スカイ・フォール』を観に行きました。(感想です。若干ネタバレあり)

知り合いと一緒に観に行きました。
『007』シリーズはそこそこ観ています。
今回は結構評判が良いので楽しみにしつつ観に行きました。
最初に書いておくとOP良かったですよ。なんか幻想的な感じが。
公式サイトはこちら

(以下、More......で開きます)


とりあえず書きたいことが多いんで、6つのカテゴリに分けて書こうかと思います。

①ダニエル・クレイグによる「ジェームズ・ボンド」
とにかくカッコいいです。初めて彼がボンドを演じた『カジノ・ロワイヤル』等
ではワイルドさが際立っていたと思います。今回はそんなワイルドさにクールさも加わり
滅茶苦茶魅力的なボンドでした。観た作品に偏りはあるもののいずれの
ボンドも体験した私ですが、今回のクレイグボンドは結構上位に位置します。
薄青色のスーツを完璧に着こなしているのが素晴らしいです。
また今作は往年の007シリーズへと原点回帰しようとする趣があり、
それはもちろんボンドも例外ではありません。
激しいアクションの後にスーツの袖のボタンを直す仕草や
敵を始末した時に言う気の利いた一言、ピンチの時でも冗談を
言うところ等、以前よりも余裕を感じられるところが良かった。
昔を知ってると「成長したんだなぁ(泣)」となります。
そういう意味じゃ前二作って大事な作品ですね。

②ハビエル・バルデム演じた悪役「ラウル・シルヴァ」
現在はボンドの上司であるMの部下だった元諜報員。
まずビジュアルが最高。白いスーツにサラッとしてそうな金髪。
それでいて不気味な表情を見せ、笑顔すら狂気を感じさせる。
ハビエル・バルデムの役者の力が大きいでしょう。
冷酷さや頭脳もピカイチで、終盤までずっとボンド達を手玉にとっていくのは見事。
非常に印象に残る悪役でした。

③ボンドの周辺の人物
今回はボンドが所属する「MI6」に関係した人間が結構登場しました。
「M」はもちろんですが彼女を監視する為にやってきた「ギャレス・マロリー」、
ボンドと一時期タッグを組む女性エージェント「イヴ」、そしてシリーズでお馴染みの「Q」。
全員特徴的なキャラで印象的でしたね。
マロリーはお堅い人間かと思いきや、MI6最大のピンチって時に
凄まじい漢っぷりと器のデカさを見せ付けます。
小さなアシストもしてくれてたし、まさに理想の上司でしたよ。
イヴは知的かつ快活な女性。ボンドとの絶妙な距離感による絡みはドキドキ。
Qは個人的に結構ツボ。早口でボソボソと喋るからオタクな感じ。
でも非常に有能で頼りになります。
関係ないですけどシルヴァを捕まえる為にQがサポートしてボンドが
イギリスの街中を走る姿は『パーソン・オブ・インタレスト』を連想しました
(全部見たって訳じゃない作品だけど)。
ちなみにこれら三人は全員意外と重要人物です。
ついでにビル・タナーっていうMの部下の一人も。

④ストーリーとボンドガール
シルヴァがとても脅威的なキャラだしやってることが凄いんで、
その割りに「目的(Mを殺す)がなぁ……」と感じる人は結構いるかもしれないと思いました。
けど彼は元諜報員な訳で、元々はボンドと同じような存在。
シルヴァもまた天涯孤独の身だったのでないかと思うのです。
スパイが本気で女性に惚れて結ばれようとすると大抵悲しい結末が
待っているのはこれまでの007シリーズでは色々描かれてきていたし、
シルヴァはそういうことが出来なかったんじゃないか(むしろ経験したのかも)。
かといってボンドみたいに色んな女性と付き合っていくのは難しそう。
だから自分の上司で女性だったMに母的な愛を求めるようになり、
それに殉じようとしたんじゃなかろうか。
でも自分の中で裏切られたと感じ、歪んでいったんじゃないかと勝手に想像しております。
だからこそ最後の最後でMを追い詰めてやった行動がアレだったんじゃないかと。

しかし後半は「これは007なのか……?」と首を傾げる方もいたのではないでしょうか。
けどハイテク技術を持っててどんな場所にいても手玉にとられちゃう奴を
相手にするってんなら「地の利があって相手に不利な場所……よし、地元で勝負!」
となるのは極めて賢い戦法ではあります。
海外の評価であった『ホーム・アローン』の要素が
まさかこんなところだったとは思いませんでした。
ボンドガールはシルヴァの目的に絡んだ人ですから
すぐに想像つくでしょう。史上最年長ですよ!!

⑤過去作のオマージュ
上にも書いたが、今回は原点回帰への趣があります。
『ゴールドフィンガー』で初登場した
アストン・マーチン・DB5が出るところなんかは特にそうでしょう。
これが登場したときに「あのBGM」が流れるもんだからテンション上がります。
個人的にはQとボンドの絡みが良かったです。
Qは滅茶苦茶若くなりましたが、やり取りは相変わらず。Qの願いもむなしく発明品は……。
その色々な発明品も『ゴールドフィンガー』観てると「おっ」となります。
他にも上記作品を観ておくとグッとくる要素がチラホラと。
私事ですが、『ゴールドフィンガー』は私が初めて観た『007』でした。
公開前に改めて観ておいて良かった。ありがたい
しかしペン型爆弾を古いというなんて……『ゴールデンアイ』じゃ役に立ったのに!!

⑥撮影された画とアクション
いちいちカッコいい画というかカットが多かったです。
特に影の中で人物が動く姿は登場人物達がスパイだったり
闇に生きる人間達であることを印象付けるものだった気がします。
それに絡んだ影の動きだけで見せるアクションは個人的にベストシーン。
どっちが勝ったか分からないハラハラ感とキレのある二人の動きが素晴らしかったです。

アクションはどれも最高。
OP前のカーチェイス&バイクチェイス、列車上の戦い、一対複数との近接格闘、
イギリスでの銃撃戦、水中での戦い……キリが無いです!
とにかく見ごたえのあるアクションが豊富でした。
その分作品の敵との決着は物悲しさが強調されています。


観終わった後「これどうなのよ~」と一緒に
観に行った知り合いと話すことは多かったですけど、観ている間は最高に面白かったです。
今回はダニエル・クレイグだけでなく彼をとりまく全てのものが『007』になる、
そんな作品だったような気がします。
次が楽しみになる満足度の高い作品でした。


デッドシティ=軍艦島はロマン。
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

ヤギメロ

Author:ヤギメロ
映画とか本とか、色々好きな者だす。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード